- 広野高原病院では、中枢神経疾患、整形疾患、呼吸器疾患などを対象に、各病棟にリハビリスタッフを設置し、チームアプローチを心掛け、365日対応できる体制を整えています。
病気や怪我で衰えた身体機能を回復させるとともに、寝たきりを防止し、スムーズな家庭への復帰をめざします。
また、患者さまの体調や日常生活動作の獲得などに合わせて、リハビリ訓練室や病棟でのリハビリを実施しています。
リハビリテーションの種類
- 広野高原病院では、患者さまの一日も早い家庭復帰を目指して、急性期から在宅まで充実したリハビリテーションを提供しています。
理学療法
基本動作である起き上がり、座る、立ち上がる、歩くなどの能力の改善をめざし、筋力、関節の動き、バランス、痛みなどにアプローチします。
作業療法
基本動作とともに、日常生活動作である服を着る、トイレの利用、入浴などの能力の改善や障害に応じて、自助具や福祉用具を導入し、生活範囲の拡大、自立生活の援助を行います。
言語聴覚療法・摂食機能療法
聞く、話す、理解することなどのコミュニケーションの改善を行います。
また、摂食や嚥下の評価を行い、経口摂取(食べられる)ができるように機能の改善を図る訓練を行います。
365日リハビリテーション
広野高原病院リハビリテーション科は医師、看護部及びソーシャルワーカーの協力の下、平成22年4月より入院患者様を対象に365日リハビリテーションを開始しました。
以前は、土曜日は午前中のみのリハビリであり、日曜・祝日・年末年始はリハビリテーションはお休みさせていただいておりましたが、これにより、土曜日、日曜日、祝日、年末年始を含めた365日のリハビリテーションの提供が可能となりました。
広野高原病院では、医師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、看護師、ケアワーカー、ソーシャルワーカーなどが連携して患者様の早期回復、早期在宅復帰のためリハビリテーションサービスの向上を図ると共に、地域に根ざしたリハビリテーションを今後も高めて参りたいと考えております。